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DBDPEはECHAによってSVHCリストに追加されました

2025年11月5日、欧州化学物質庁(ECHA)は、1,1'-(エタン-1,2-ジイル)ビス[ペンタブロモベンゼン](デカブロモジフェニルエタン、DBDPE)を高懸念物質(SVHC)に正式に指定すると発表しました。この決定は、EU加盟国委員会(MSC)10月の会合で全会一致で承認されたものです。この会合では、DBDPEがREACH規則第57条(e)に基づき、非常に高い残留性および生体蓄積性(vPvB)を有することが認められました。DBDPEは複数の業界で難燃剤として広く使用されており、この指定は臭素系難燃剤に対する将来の規制を支援するものとなります。

この措置により、関係企業は臭素系難燃剤の代替と管理にさらに注意を払うようになるでしょう。

デカブロモジフェニルエタン(CAS番号:84852-53-9)は、白色粉末の広域スペクトル添加剤難燃剤であり、優れた熱安定性、強い耐紫外線性、低浸出性を特徴としています。プラスチックや電線・ケーブル分野で広く使用されており、ABS、HIPS、PA、PBT/PET、PC、PP、PE、SAN、PC/ABS、HIPS/PPE、熱可塑性エラストマー、シリコーンゴム、PVC、EPDMなどの材料において、デカブロモジフェニルエーテル難燃剤の代替として使用できます。

このような状況下、四川泰豊はポリリン酸アンモニウムの専門メーカーとして、ABS、PA、PP、PE、シリコーンゴム、PVC、EPDMなどの材料に対し、豊富な技術蓄積と革新力を基盤に、成熟した代替ソリューションの開発に成功しています。当社は、関連企業の円滑な移行を支援し、ますます厳しくなる規制要件を満たすだけでなく、製品の性能と品質に影響を与えないことを保証します。ニーズのある企業は、ぜひ泰豊にご相談ください。そして、共に課題に取り組んでまいります。


投稿日時: 2025年11月24日